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宮本睦会(みやもとむつみかい)は、昭和39年の区画整理前の「北澤二丁目睦会」の範囲を受けついだ睦会です。その範囲は現在の代沢2丁目〜3丁目全域と代沢1丁目、代沢5丁目の一部にも届く広大な範囲で、その中には「北澤八幡神社」「八幡山森巖寺」も含まれる、まさにお宮の本(もと)である睦会です。

御神酒所(おみきしょ)と御仮屋(おかりや)を合わせて3カ所にわたるほど広大な地域の睦会ですが、地域柄、夜間に再び御神輿(おみこし)が神社前まで渡御することができる唯一の睦会です。

昭和40年頃、まだ街灯も整備されていない時代に、灯を入れた弓張り提灯を神輿につけ、夜遅くまで渡御した頃から、祭りや街の様子が時代とともに変化した今でもその熱い思いは受け継がれ、商店が少ない住宅街にもかかわらず沢山の担ぎ手が集まり、町会や多くの参加者が協力しています。

大人神輿は二基あり、旧北澤二丁目睦会時代の昭和2年に作成された旧大人神輿と、平成7年に新調した白木造りに浅葱(あさぎ)色の飾り綱の御神輿ですが、この御神輿の飾り彫りは亥年に作られたこともあり、亥が先頭の十二支になっています。

神社のお膝元、広大な地域をまとめる宮本睦会の大平会長に、睦会の意気込みや現状、めずらしい女神輿の成り立ちなど、お伺いしました。

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