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南部睦会(なんぶむつみかい)の地域は、下北沢駅の南側、北沢2丁目の南側と代沢5丁目の一部分からなり、『下北沢南口商店街』『あずま通り商店街』という2つ商店街が栄え、人々の往来が盛んな繁華街です。
現在も使用されている太鼓(山車:だし)は、1934年に現在の天皇陛下がご誕生されたときの記念として作られたもので、太鼓の皮などの修繕を重ねて現存する貴重なものです。

大人神輿(みこし)は太平洋戦争時の金属類回収令(軍需生産のために金属類を国に納める命令)に提出することになり、一時期は浅草の商店より借り入れて祭礼をしのいでいましたが、戦後、南部睦所有の神輿が必要だという声が次第に高まり、昭和25年当時の睦会会長であった故金子氏が役員とともに神輿の下見に浅草を訪れた際に展示してあった神輿をいたく気に入り、その場で小切手で購入、後から地元の方に資金を募ったという豪快な逸話(いつわ)の残る神輿です。

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再開発により激変を遂げつつある下北沢。

戦前に下北沢駅南口商店街で生まれ育ち、北澤八幡神社の八つの睦会の誕生を見届けた貴重な世代、南部睦の瀬川会長にお話をうかがいました。

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主催:北澤八幡秋まつり実行委員会

お問い合わせ:北澤八幡神社

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